【長野県北部で震度六弱、断層帯動く】
23日 0時20分 コメント№20再掲】
22日、22時08分、長野県北部で震度6弱の激しい揺れが観測された。深夜にもかかわらず鉄塔倒壊などの被害が報告されはじめている。余震への警戒と、迅速な救援が必要で有ることは言うまでもない。
この地震では、糸魚川-静岡構造線(巨大断層帯)が関与している可能性が指摘されている。
(23日になり「神城断層」の挙動が特定された)
既に以下の当ブログ記事でも指摘したが、先般噴火した御嶽山は中央構造線と糸魚川-静岡構造線との交点付近であり、個人的に非常に気になっていたところだ。
御嶽山噴火の折に、フォッサマグナ、糸魚川-静岡構造線に警鐘を鳴らす地震学者は絶無だった。
http://morinaga-hiso.blog.jp/archives/1010103293.html
列島の地殻変動の活発化は以前から指摘されている事であるのだが...。

【地震被害を極大化し、救援活動まで妨害する原発と使用済み核燃料は速やかに撤去を】
今回の問題でとりわけ気になったのは、新潟県の東京電力・柏崎刈羽原発の2.3.4.6号機の使用済み核燃料プールだ。この核燃料プールは22日深夜、一時水位異常を示し、警報が鳴った 。
中越沖地震の際はこの冷却プールの水が地震動で外部にあふれ出ている。使用済み核燃料が莫大な放射性物質を抱えており、その冷却水を喪失すると、列島全体に壊滅的影響をもたらす。このことは2011年3月18日時点で、既に以下で触れている。だが、あの福島の悲劇から何も学ばず、未だに対策など全く採っていないようだ。これもまた、安部政権の実態だ。以下ご参照

【森永ヒ素ミルク中毒事件資料館 2011.3.18コメント】
東京電力 福島第一原発事故~巨大地震に併発する原子力災害に関して-原発震災という視点-
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-kakujiko01.htm
3月18日時点での資料館のコメント 「すべての英知を救援と復興へ」
…前略…
 使用済み核燃料に関しても、それがいかに脆弱なシステムに依存するかは、すでに経験済みである。
 最近でも、前述の柏崎刈羽原発(BWR)では、2007年7月に発生した「新潟県中越沖地震」で、使用済み核燃料保管プールから放射性物質を含む水が地震動によってあふれ、建物外へ漏洩した。同プールからの水漏れ事故は同原発の全号機で発生したところの重大事故である。また同事故では、点検中の原子炉建屋でも亀裂による放射能漏れ事故が発生している。点検中で停止中でも巨大地震の場合は危機的状況になりうるのである。同プールは簡単に冷却水がなくなりうる施設である。
 どうも、一部の向きは、これら事故のこともすっかりお忘れになっていたようだ。負の歴史を風化させ教訓を真剣に学ばないことに関して、わが国は天才的である、というと少し言いすぎだろうか?
…(後略)…

原発は停止していても格納容器上方に位置するプールで莫大な量の使用済み核燃料が冷却され続けている。地震災害を強大化し、おまけに復旧支援活動を妨げる大事故に繋がりかねない厄介な存在だ。原発の再稼働中止はもとより、全原発から使用済み核燃料を速やかに撤去する事も必要だろう。
日本の多くの原発が「断層は動くことはない」などと強弁しつつ、活断層の真上や周辺に無警戒に建っている。早急かつ真剣な対策が必要だ。株高で投資ギャンブラーの人気取りに走る安部政権は、地震リスクなど全くどこ吹く風と言わんばかりに、原発再稼動をごり押ししている。

【以下、安部政権関連記事】