市 民

森永ヒ素ミルク中毒事件は、昭和30年(1955年)に日本で発生した、森永乳業の粉ミルクによる乳幼児の大量死亡・被害事件です。 森永は、猛毒のヒ素が混入した産業廃棄物由来の第二燐酸ソーダを、製品が新鮮であるように偽装する目的で赤ちゃん用粉ミルクに添加したため、1万2千名以上の膨大な被害者を生み出し、1年以内に131人の赤ん坊が死亡するという世界最大の食品公害となりました。未だに多くの被害者が理不尽な扱いに苦しみ続けています。

カテゴリ:森永事件の今も続く闇 > 森永のプロパガンダ「加害企業への感謝」を代行宣伝する者

【労基署の是正勧告を無視し社員を3度も殺す電通】
 広告代理店「電通」に強制捜査のメスが入った。
 私は、若いころ、月60~70時間残業で同僚の20代の女性が過労死する現場に遭遇したことがある。ある寒い冬の朝だった。その時の光景は今でも鮮明に覚えている。いたたまれない思いをした。密度の濃い仕事をしていれば、月60時間でも人はあっけなく死ぬ。翻って、このたびの遺族の悲しみはいかばかりか…。このような現場を放置する組織体には、殺人企業の名がふさわしい。
 電通は、女性新入社員の高橋まつりさんを昨年2015年12月25日に過労山陽新聞1面記事 電通に強制捜査死自殺に追い込んだ。(今年9月に労災認定)だが、電通は既に1991年にも社員を過労死自殺に追い込んでおり、3年前にも男性社員が過労死している。まさに次々に人を殺す会社である。2014年には労基署から是正勧告を受けたにも関わらず、改める姿勢もなく、第3の被害者を生みだした。
 強制捜査に及んでも電通社長は、違法残業を愛社精神にすりかえる演説をし、一向に反省の色が見られない。NHKのインタビューには、電通社員が顔を隠さずに登場し、「自浄能力はない」と言い切った。
 これまで、長時間残業の場合は「過労死」という形で現れていた。だが電通の場合は、過労死から自殺に展開している。1991年のケースは過労からくる欝症状による自殺と認定されたが、話は単純ではない。高橋まつりさんの生前証言からは、会社から執拗に人格を貶める罵倒めいた扱いをうけていたことが明らかにされた。精神面から社内体制に屈服させる行為が続いていたと思われる。91年に自殺した男性に対しては、靴に入れた酒を飲ませるという軍隊でもやらないような「奴隷化教育」が行われていた。
 ブローカー業のイメージを払拭したいがため、「電通十則」よろしく「社会を裏からかき回す」とホラをぶら下げつつ、徹底的に屈辱を与え奴隷精神を養うというのは、カルト集団に見られる古典的な洗脳マニュアルだ。それを社員に対して実行していた。そして社員を何人殺しても、是正勧告を受けても、姿勢をあたらめない…。強制捜査を受けても、そのコメントで社畜を肯定し続ける。先の若手写真の「自浄能力なし」はそういう同社の体質を一言で言い表したものだ。
 だが、これは、今に始まったことではない電通のDNAだ。

【戦争遂行=大本営発表の広告部門=電通】
 電通は、戦前の国策会社「日本電報通信社」の広告部門だった。同社は大本営発表を垂れ流し国民へのプロパガンダを続けたことから関係者は公職追放となった。だが、広告部門はお咎めなしで分離独立し、「電通」として存続する。これが電通の出自だが、彼らが社会犯罪に最初に手を染めたのが、おそらく森永ヒ素ミルク中毒事件だ。なぜか? 彼ら自身がそう語っているのだ。

【電通の社会犯罪の原点=森永ヒ素ミルク中毒事件】
 1955年に発生した森永ヒ素ミルク中毒事件に関しては、何度も書いてきたが、森永は電通を下請け、いやそれよりも上級のパートナーとしてタッグを組み、国民を騙し、事件を封殺した。こんな行為は、悪徳資本でも普通は、こっそりと語るものだが、森永は敢えておおっぴらに自慢する企業だ。
 森永乳業は、事件発生以来10数年にわたる被害者家族への弾圧政策を、自社の社史『森永乳業五十年史』(1967年刊行)に、自慢げに、活字でもって記述している。それは、森永乳業の幹部が、森永製菓の社員から電通の常務に成り上がった人物と対談している記事だ。金の力でもって行政や医者やメディアをいかに見事に手なづけたか、そのほんのサワリの部分を、実名で書いている。それどころか、なかば井戸端会議風にチャラケたしゃべりを織り交ぜながら、自社の「栄光の所業」としている。大殺戮の自社犯罪を封殺し、被害者家族の悲痛な声を世論操作で「平定」したことを自慢している。

【なぜ鬼畜な対談を社史に掲載できたのか?】
 森永は、1955年に自らが犯した乳幼児大量虐殺を金と権力で封じ込めたつもりになっていた。事実、「守る会」を結成して闘いを継続するのは岡山をはじめとする数名の親だけになってしまっていた。(だがこれがその後の再起の鍵になる) そのように被害者の親を完膚無きまでに叩きのめしていたのだ。
 つまり彼らは、事件発生から12年後の1967年には、二度と被害者の親が再起することはないと確信し安心しきっていたのだ。だから内心大喜び・余裕シャキシャキで活字にまで残したのだ。彼らは12年目に大量殺戮の歴史を正邪逆転させて、欺瞞の歴史に作り変えようと決断し、実行した。いわゆるナチスばりの「加害者の栄光の記録」であるが、その感覚・執念はどこからくるのだろうか?
 おそらく、事件当時の森永の実態は、金の力で政治家に取り入っているだけの話だが、それが成功しすぎた。事件当時作られた被害圧殺の構図は異様に力を発揮しその後の水俣病や現在の福島でさえ威力を効かせている。そのうち「政治(家)をいつも自社が従えている気分になっている」森永グループ全体の勘違いのDNAが作られたと思われる。電通をファミリーのように飼ってきたのもまた森永乳業であり森永製菓だ。 その「悪魔の対談」の原文は以下のサイトに掲載されている。
  http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-dentsu-sennou-dairiten.htm

【初期の御用ムラの成功パターンを日本全土に拡大】
 もちろん実名で登場するのは、ごく初期に事件に関連した関係者であり、ほんの氷山の一角だ。その直後から、ほとんど全部の医学界、メディア(新聞、テレビ、あまたの雑誌まで含む)が、一部の悪徳資本と下請け代理店の悪知恵による10年以上の用意周到の戦略戦術でコントロールされた。この事実は他にも多数記述されている。
 ちなみに、森永による被害抹殺の事実は、証拠とともに
 http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-jiken-no-jissou-syousai-hm1.htm
 に膨大に記録されており、最新の関係者のふしだらな状況は
 http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/bookmotomeruyuusi.htm でも知ることができる。

【「森永への感謝キャンペーンのウソ」を指弾した公刊書籍】
 また、これらのプロパガンダの一端は、ドクター苫米地で知られる苫米地英人氏によりすでに2012年に刊行された『洗脳広告代理店 電通』でも、森永ヒ素ミルク中毒事件に関わるプロパガンダが取り上げられている。同書は、電通がありとあ洗脳広告代理店 電通らゆる業界へ触手をのばし、その過程でスポンサーからの依頼で人道への罪を犯しておきながら、お咎めなして跳梁していることを、細部にわたって述べている(もちろん、証拠を残さない金の授受やエージェント論には著者自身、“正確には推論”として但し書きをしている。)。
 森永事件の場合は、その癒着は確実であり別格だ。なぜなら前述のごとく、当時の電通常務が自から進んで、被害者家族圧殺の手法を語っているのだから。
 同書は、すでにベストセラーとなって久しいが、特筆すべきは、森永がその代理人を利用して、この60年以上、間断なく展開してきた「森永に感謝しましょう」なるキャンペーンのウソを普通の感覚で見破り、指弾しているところである。翻って、この程度のことが見破れない一部の向きは、普通人の常識感覚が相当に麻痺していると自覚すべきだ。
 いずれにしても、森永乳業が主役となって、行政役人と学会、メディアを取り込んで被害者家族を弾圧し、犯罪に手をそめたが、その所業の媒介物として、森永製菓から続く電通役員が系列人脈でトライアングルとなって共犯した。そして、少なくとも製菓─電通ラインは、企業犯罪封殺にプロパガンダで手を貸しておきながら、今のところ、なんの反省もせず、制裁もうけていない。それどころか、社員の頭上にまで、その災厄がふりかかっている。

【犯罪企業の高感度をあげるプロパガンダの下請け】
 日本社会は、このようなウソと罪にまみれた広告代理店をバラエティで、「憧れの会社」といい続け、「電通社員との枕営業」までをも恥も外聞もなくタレントや女子アナの口を通じて垂れ流す。もちろん、お笑い自体は罪もないし有意義な文化だが、そこにはウソも含めて何もかもが許されるという独特のコードで、視聴者の理性を狂わせるタグがこっそり埋め込まれる。その挙句、オリンピックまで任せてしまった。
 真の闇は、実はすでに明らかになっている。そして皆が口をあんぐりさせるような悪徳は、既にほとんど白日のもとに明らかにされている。だが何十年たっても明らかな事実をみて是正しようとしない社会は、同じ誤りを繰り返し、次第に衰退の一途をたどるだけである。

 一部の悪徳資本と学会、行政、電通の癒着、それに絡んで、悪知恵の固まりである一部資本を礼賛しながらおこぼれに預かる自称革新党派、メディアの一部不良記者のランチキ記事。こういった、がんじがらめの共犯関係が成立している。それら無数の小さな腐敗は、「悪貨は良貨を駆逐する」式の連鎖でどんどん社会を疲労させていく。アカが積もり積もって、平和や安全のスローガンを唱えているその足元から、殺人が引き起こされ、市民の小さな幸せを根こそぎ奪っていく。それをただ怖れるのみだ。

電通 洗脳広告代理店 2012/2/14 苫米地英人
「大スポンサーを守るために敷いた報道規制」
書籍の趣旨からは、電通が主役として書かれているが、言うまでもなく、主役・主犯は加害企業とそのクローニー(取り巻き)である。
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電通&森永 事件抹殺の手口
『洗脳広告代理店 電通』から引用P.116~P.119

「…前略…
大スポンサーを守るために敷いた報道規制

 1955年、森永乳業の粉ミルクを飲んだ1万3000人もの乳児がヒ素中毒にかかり、約130人が死亡するという事件が起こった。原因は、森永が粉ミルクに使用した添加物にヒ素が含まれていたためだった。

 森永の粉ミルクを飲んだという共通点か明らかだったにもかかわらず、発生当初は奇病扱いされ、森永の責任か問われるどころか、囚果閉係も認めようとはしなかった。そこに電通が深く関わっていたことが発覚し、世論から大きな非難を浴びることになるのだが、結局、森永が自社の粉ミルクに混入したヒ素が原因だと認めたのはなんと15年後の1970年。それまで森永は賠償どころか、事件を闇に葬ろうとする動きすら見せたという。

 しかも、ヒ素混入の事実とそれか原因で多数の死者が出たことは認めたが、納入業者の責任であり、自分たちには責任はないと主張した。

 この事件で電通がまずやったとされるのが報道規制だ。もちろん、森永は多くのメディア(この当時は新聞が主流)にとって大スポンサーである。ということは、電通にとっても上得意様ということになる。森永を守ることで、通常の広告費とは別に、森永から電通に工作費用が流れた可能性も否定できない。

 さらに、何者かが積極的に森永へのポジティブキャンペーンを開始する。被害者の声として、「森永の処置には十分満足している」「森永には感謝している人がたくさんいる」「騒いでいるのは一部の人だけである」などといった言説をメディアを通じて広めているのだ。森永単独でできることとは思えない。電通が介在していると考えるのが自然だろう。

 ちなみに約30年後、この森永ヒ素ミルク事件を強く意識したと思われる「グリコ・森永事件」が起きている。犯人は脅追文の中に「森永 まえに ひそで どくの こわさ よお わかっとるや ないか」と書いている。

 電通が大スポンサーをかばって報道規制をしたと疑われるケースは、この森永ヒ素ミルク事件に限ったことではない。明るみに出たものとしては、1965年に起きた大正製薬の風邪薬ショック死事件がある。大正製薬が発売した風邪薬を服用した人に死亡事故が多発したのである。

 この時代は1955年当時と違い、メディアの主流はすでにテレビに移っていた。電通は大口のテレビスポンサーだった大正製薬を守るべく、テレビ局にこの事件の報道を規制させた疑いがある。

 戦後10年ほどですでにメディアに対して大きな力をもっていた電通は、その後の10年で新聞からテレビへと力の入れどころを変えながらも、その力は衰えることを知らなかった。

 また、大正製薬の風邪薬ショック死事件の直前には、電通がさらに大きく成長するための国家的巨入プロジェクトが進行していた。
スポーツイベントヘの進出

 電通が大きく成長した国家的大プロジェクトとは、1964年の東京オリンピックである。」…以下続く
(注:1970年には森永は罪を認めていない。森永の意に反してようやく刑事裁判で有罪判決が出たのは1973年。事件発生から実に18年後のことである。)
【参考資料】












http://morinaga-hiso.blog.jp/




【ナチス礼賛、反省無き企業のDNA】
 森永乳業の親会社は森永製菓である。事件当時からの親子関係だ。
 菓子屋、牛乳屋と過少評価するなかれ。
 親会社は創業当初から軍部に取り入る営業を展開している。

 そのDNAを、森永が自ら示す、分厚い本がある。『森永五十五年史』だ。

 森永製菓は、戦時中何をしていたか? 
 森永は、自社チョコレートのパッケージに「ナチス」のシンボルマーク=ハーケンクロイツ(カギ十字)を印刷し、全国の子どもに販売していた。森永製菓は、「日独伊三国同盟」礼賛のポスターを日本全国の児童に描かせ、「絵画コンクール」を開催した。その会場は、中心にナチのカギ十字が印刷された旗が、会場中央に3枚吊り下げられた。明らかに「ナチ党大会」を模したものだ。軍国主義の時代、多くの企業が似たり寄ったりのことをしていた。

 だが、目を疑うのは、その数々のプロパガンダ写真を、戦後10年も経とうという時に発行した社史『森永五十五年史』332頁(昭和29年-1954年-12月発行)に堂々と掲げ、自画自賛していることだ。この本は、
各地の大学図書館にも納入されている。一度、目を通されることをお勧めする。
 ナチを礼賛し、日本では軍国「少国民」を量産して戦場へ送り出し悲惨な死に至らしめた事、森永がもっぱら菓子販売の金儲けの動機からこのプロパガンダに進んで手を貸した事。この社史からは、そんなことへの反省などカケラも見当たらない。軍国主義への組織的加担をためらいもなく自画自賛している。
 チョコレートの包装紙におお描きされた「カギ十字」のインパクトは、学校で習う軍国教育より数倍する児童への洗脳効果があったであろうことは、疑う余地のない事実だ。

 さて、このナチ礼賛に続く、333頁には何があるだろう? 

【皇室利用し毒ミルクを製造・宣伝】
 332頁の「三国同盟礼賛」の後に続くのは、皇室利用だ。
 皇室の工場見学を「光栄の記録」と続け、そこに「感激 森永ミルク 森永ドライミルク」の広告が登場する。これは何か? 皇室が森永の三島工場の見学に来たことを世に宣伝するため、自分から打った新聞広告だ。まさに自画自賛。
 ナチを持ち上げ、その次には皇室を利用して自社を持ち上げ、その真ん中に、「森永ドライミルク」の新聞広告を配置した。
 では、卑しくも皇室を利用しつつ大宣伝した「森永ドライミルク」は、「御献上の品」に値する程度に真面目に生産していたのか?

  否。

【くさった原料を偽装するため産廃由来の物質をこっそり添加】
 粉ミルクの原料は牛乳である。森永はシェア奪回を目指し、能力を越えた製造を敢行し、遠距離輸送で腐った原乳をひそかに使っていた。腐った原乳の使用を隠蔽するため、劇物の殺菌剤・過酸化水素水を密かに違法に投入していた。腐った原乳でも乾燥させて粉にすれば、一応ごまかせる。だが、湯に混ぜた時うまく溶けず、結局、不良品質がバレる。そのため森永は、更なる偽装行為として「第二燐酸ソーダ」なるものを投入して「中和」という化学反応を仕込んだ。
 見た目はまったく異常が見えない白い粉ミルク。まんまと母親をだませた。しかし中和剤として投入したのは、成分保証のある薬でなく、産業廃棄物由来の、強力洗剤や殺虫剤として出回っていたシロモノ。表向き脱色精製で結晶化されているが、中身はゴミのような化学物質だ。多くの不純物が混入している。要するに産廃由来の薬剤には成分保証がないのだ。毒物混入のリスクが限りなく高いものだ。それが産廃由来の薬剤というものだ。(これは当時の「国鉄」に強力洗剤として納入されたが、洗剤の品質検査をしていた国鉄から、砒素含有量が多いので洗剤としても使えないと、つき返された代物だ)
 森永は、これを薬剤の卸問屋には敢えて「使途」を告げずに納入させ、粉ミルクの中に密かに投入していた。 
(事件発生後、森永は「我が社は、薬問屋にだまされた被害者だ」と本末転倒の主張をし、検察の訴訟構成の不備を衝いて、一審で一時的に「無罪」となった。ちなみに、この森永側の巧妙な作為が「ネット百科事典」なるものにも、いたるところに混ぜ込まれ、まに受けると偽造歴史観に誘導される。)
 その後、森永社員が事件発生後から徳島市内の薬局を夜な夜な走り回り、正式な規格品の「第二燐酸ソーダ」をかき集めていた事がバレた。森永のこの偽装行為は岡大医学部小児科・浜本英次氏の「指導」にもヒントを得ていた。これは、重大な証拠隠滅行為として、検察側に捕捉され、後の有罪判決への有力な証拠となった。(出典:国連大学『技術と産業公害』Ⅲ砒素ミルク中毒事件と森永乳業の対応 (1)奇病発生から砒素検出まで 他)

 ちなみに、この「森永ドライミルク」は、皇室にも献上されたのだろうか? 気になるところではある…

【事件発生直後から親衛隊を育成し「企業防衛」】
 このナチ礼賛「森永製菓の社史」が出回る頃には、すでに企業犯罪は進行していた。全国から散発的に中毒症状が報告されていた。ミルクをつき返す地方の良心的医師に「営業妨害になるぞ」と脅しを加えていた。1955年6月頃から被害が散発的に出始め、その2ヶ月後には、もはや全国民から隠せなくなった。
 1955年8月、被害が爆発した。森永乳業が日本全国をパニックにおとし入れた。森永ヒ素ミルク中毒事件の発生=乳児大量殺戮(1年以内の死亡乳児に限っても131人)。そして、MF缶だけでも1万2千人をゆうに越す未曾有の被害者の発生である。

 ユダヤ人600万人をガス室送りにして人類史上最悪のジェノサイドを実行したナチスを礼賛する企業が、人類史上最悪・未曾有といわれる乳児大量虐殺を実行した。これは偶然の一致なのだろうか?

 だが、2千名を越す最大の被害者をうみ出した岡山県には、既にカネの力で森永の手先と化した者たちがメディア・行政・大学医学部の要所に巣食っていた(配置されていた)。それらが誰であるかは、森永製菓と電通常務(元森永製菓社員)の対談で、森永自身が、慇懃無礼にもてなすかのように実名をあげつらっている。だがその実、金でどうにでもなる操り人形として内心見下している企業の姿が、行間から読み取れる。その中の番頭クラスであり、すでに十分に森永寄りとなっていた岡大小児科の浜本英次教授は、事件発表をズルズルと遅らせ、医師の義務である食中毒通報さえせず、犠牲者の増加に加担した。(※1)

【食中毒通報さえサボった岡大・浜本英次教授】
 だがもはや隠蔽できるわけがない。急性ヒ素中毒症状で乳児が高熱と嘔吐と内臓肥大、皮膚が真っ黒になり続々と大量死している。敢えて「森永」の名を伏せた「人工栄養児に奇病」の地元紙による偽装報道(「森永」を明記した黒住記者は後日、デスクの見出し書き換え行為を内部告発)で、明治や和光堂の飲用者までが総合病院に殺到し、大パニックとなった。遅れに遅れて、8月24日の岡山県衛生部の記者会見となった。
 ところが、ここで一転、浜本英次氏は「砒素中毒第一発見者の英雄」とされ、厚生省から表彰された。食中毒通報の義務も果たさなかったにも関わらずである。一部の医師らは「第一発見」の手柄争奪に色めきたった。そして、浜本英次氏は事件直後から後遺症を無きものにするための不正な診断基準を作成する「西沢委員会」(6人委員会)(筆頭:阪大医学部・西沢義人教授)に合流した。名実ともに森永と国の「御用学者」となり、被害児圧殺に公然と加担した。表社会を堂々と歩く「御用学者」…その戦後初の登場シーンだ。(出典:国連大学『技術と産業公害』Ⅲ砒素ミルク中毒事件と森永乳業の対応 (1)奇病発生から砒素検出まで 他)

【事件から61年目にして、犠牲者の御霊を冒涜する面々】
 この浜本英次氏を岡山の一部メディアは、「日本の名医」と報道した過去記事を麗々しくネットへ掲載しその拡散を続ける。おびただしい犠牲者を出した惨劇の歴史と歴史の真実を平然と捻じ曲げ、犠牲者の御霊を冒涜して憚らない行為だ。
 また、浜本氏のおかげで出世を果たした弟子たちが歴史風化の陰に隠れ「先輩は、砒素中毒の第一発見者で多くの子どもを救った」なる同様の嘘を追加で垂れ流し続けている。更に、岡山・民医連も「浜本英次氏賛美」にさりげなく手を貸している。岡山では今も森永ヒ素ミルク中毒事件への認識も反省もなく、「先輩:浜本英次氏」の復権を目指す医療関係の弟子たちが跋扈している。彼らが再びメディアをたぶらかし、地域の「恥の上塗り」ともいえる行いを繰り広げている。彼らが関与する大型障がい者施設関係者に、マルクス・レーニン主義がすすんで媚を売る姿だ。この関係性をみるだけでも日本社会の病的退行は著しい。

【グループ・代理人の総力で国・医学界・メディア囲い込み】
 森永は、全く悪びれることなく、製菓をはじめグループ関係者(当時の電通常務-元森永製菓社員含む)の総力をあげ、国・厚生省を抱き込んで、西沢委員会(阪大・西沢義人)を結成し、後遺症を否定する不正な診断基準を作成して全国の医師を縛った。加えて不正な第三者委員会「5人委員会」を突然メディアに登場させ、「後遺症はない」と宣言。もっぱら子どもの予後と長い将来への後遺症の影響を心配する親を、無慈悲に叩き潰すため、「補償額」を一方的に決定して新聞発表し、患者を金銭解決に誘導し、分裂を仕掛けた。国民世論には、「被害者の親は金目当て」とデマ宣伝をし、メディアを切り離し、速やかに患者を国民から切り離した。他方、廃棄すると新聞発表したはずの砒素ミルク缶を東京に集め、ひな鳥用の飼料に混ぜて再販売した(東京都衛生部が関与)。森永は、役所とつるんで手にした「闇の売上げ金」を元手に、大学に研究費をばら撒く「森永奉仕会」を強行設立(厚生省認可)し、国・厚生省・医学界の御用学者を抱き込んで、後遺症追跡の封殺と、被害者救済運動の抹殺に狂奔した。(「森永奉仕会」は今も活動を続けている。)

【親は何を望んでいたか?】
 「森永奉仕会」の設立経過はこうだ。森永ミルク被災者同盟全国協議会(全協)に集う多くの親は(一部、訴訟解決へと分かれる親もいた)、金などに関心を示さず、被害児童の予後の見守りをひたすら心配し、「精密検診」の継続と後遺症追跡の「保健機関」の設立を要求し続けていた。それは単なる親の願望ではない。それは、乳児期に大規模な健康被害を受けた子どもたちに、科学では証明が難しい不測の後遺症や多くの体調不良の高進という人生の不安に悩む被害者に生涯にわたり光をあて続けようという人道主義の基本精神に基づく崇高な理念だ。
 森永は被害者組織(全協)の解散と交換条件に、それを設立すると約した。親は森永の尊大きわまる姿勢に疑いを持ちながらも、「それなら」と、屈辱的な解散を受け入れ、約束を履行した。ところが、森永は履行しなかった。森永はその「保健機関」の約束をあっという間に反故にし、逆に全国の大学医学部を買収する機関に正邪逆転させたのだ。今に続く森永の姿勢である。親たちが必死に要請して実現した全国一斉精密検診は、森永と国との合作による出来レースにすり替えられ、「全員治癒」ありきの「官製検診」と化し、被害のほうが葬られた。

【社会的圧殺と親たちの不屈の闘い
 親たちは同盟解散後速やかに「岡山県森永ミルク中毒の子供を守る会」を結成し、闘いを継続した。だがメディアは「親として当然の基本理念」をついに理解しようとせず、森永と国が仕組んだ「金目当ての親」とのデマ・誹謗中傷、それに加えての森永の自己礼賛のプロパガンダの仕組みを見破れなかった。(単に広告で買収されたメディアは問題外だが…)
 メディアは一切の黙殺を開始した。その後のあらゆる被害救済に大きな教訓を与えるこの14年間の意味は、今もなお、自身の歴史的罪への内省と精算ができない多くの勢力の思惑から、黙殺され続けている。

 赤ん坊の大量殺戮から半世紀以上を経た今日、膨大な被害者が、苦しみつつ生きながらえている中でも、未だに事件史を歪曲し続け、当時の幹部の免罪をはかる言説を雑誌などで垂れ流す現・森永。真摯な反省が見受けられない特異な企業体質だ。不祥事発生源にありがちなこういう体質を「感情支配型企業」と呼ぶ人もいる。

【政府・政治への介入癖は依然、治らず】
 その習性からかどうか、彼らが、昔も今も、時々の内閣にすり寄り添っていることは周知の事実だ。その目的が何かは、前述の事実をみれば、いわずもがな。権力に近寄るためには手段を選ばず。
無節操には驚くほか無い。これらの浅ましい業界勢力と古手の「左翼業界」の談合もすでに著しいが、それを精算できない社会の中で、既にそのツケはすでに多くの災厄となって国民の頭上に降りかかっている。(
※2 「旧55年体制」に続く「新55年体制」もそれを示すアイロニーだ。

【親衛隊を操り、陰に隠れてうごめくクセも健在】
 森永は、コミューンとの付き合いが得意なようだ。今は「赤い貴族」の親衛隊に守られ、それを防波堤にしつつ、被害者・親・親族・遺族からの怒りの矛先をかわし(主な矛先が仮に被害者団体へ向かえば、内輪もめ感が演出でき、ごく一部の愚かなマスコミ関係者を利用できれば、世間の「冷淡」に誘導できる。事件当時からのやり口だ)安心して利益をむさぼっている。税引き前利益からの資金拠出は、ていのいい「節税」だ。
 一方「親衛隊」に関しては、歴代の総理は…、というよりも、与党の地方議員でさえも、森永の “代理人“ と化した党派勢力の体質を知っている。利権にありつくチャンスさえあれば、表向きの看板など振り捨てて、コソコソと色々なものに擦り寄っていく体質だ…。(例:大阪での与党への擦り寄りなども、相手が嫌がるほどであったらしい)

【61年前から、自社への “感謝” を被害者へ要求し続ける】
 軍国主義礼賛のDNAをぬぐいきれない企業とマルキストの見事な連携。第二次世界大戦にあたり世界の人々が驚いたナチとソ連の見事な連携を想起させる。ヒトラーとスターリンの合作による「ポーランド分割(共同侵略)」の姿だ。利害関係が一致すると、どんな勢力とも手を組めるのが大昔からのマルクス・レーニン主義らしい。各種の全体主義イデオロギーは、その表紙は違えども、本質的な回路は「似たもの同士」ということか。これらは、市民的批判精神とは似て非なるもので、明らかに対極に位置する。一神教的イデオロギー 信奉者のなせる業だ。(これらを区別する賢明さがなければ、市民は混乱した政治状況の中で期待感と失望感に振り回され、両極でお互いを刺激しあう全体主義の勃興が加速されるだけだ。)

【 “舛添” の“足の裏”なみの…外道の説教】
 被害者の症状が悪化しても、「赤い代理人」と、その取り巻きの「民主団体関係者」は “それは後遺症ではない、加齢だ” と言い放つらしい。西沢義人・浜本英次コンビのお仲間になったつもりか? はたまた、森永に長年飼いならされて「成長」した結果か?
 重症者の受ける検診は、すでに放棄した被害者への後遺症追跡や救済ではなく、「来世」の「貴重なデータ」にするため、と被害者を納得させているらしい。カルト宗教のマインドコントロールだ。

 毎年、何十人という被害者が、苦しみ、もがきながら死んでいく。しかも、「キミィ、今は “対森永”の時代じゃないんだよ」「カネを出す森永への感謝が必要な時代なんだよ」などという「ゲスの極みの説教」を延々と聞かされながら…。(※3)
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【脚注】
(※1 浜本英次教授
    本人は自身の退職記念の冊子で正反対のことを書いている
    この天下周知の事実も、時間がたち、歴史継承の力が弱まると
    ─森永事件の場合は風化ではなく計画的封殺と歪曲だが─、
    正邪が見事に逆転する。
    
    参考文献は無料で読める。
    『砒素ミルク1─森永と共犯者たちによる被害者抹殺の16年─』
         前編 後編 森永告発刊)
    『森永ミルク事件史』=『砒素ミルク2』
        前編 後編  岡崎哲夫著  再刊:森永告発
    『森永ヒ素ミルク中毒事件 発生から50年』 (能瀬英太郎
      デジタルアーカイブコーナー
      学術論文コーナー 各種学術論文
      国連大学発行『技術と産業公害』(東海林 吉郎/菅井 益郎 著/ 宇井純 編)
      事件解説ポスター

(※2 国政へ陰に陽にすりよる企業
    現在は「陽」。森永製菓→電通OL→電通紹介→首相と御成婚…らしい。
    まるで森永事件のプロパガンダの裏面史をなぞっているかのようだ。
    関与している先は、安部政権だけではないことも付記しておく)

(※3 森永による「森永へ感謝せよ」との白々しい説教。

「さてこの事件に特有な第5の問題点は,ひかり協会が「森永ミルク中毒のこどもを守る会」(1983<昭和58>年6月に「森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会」と名称変更)の指導権の下にあるといっても,ひかり協会はあくまでも第三者機関なのであって,森永乳業側からみれば,それは守る会や被害者との唯一の公式の接点であり,したがってまた被害者工作のための橋頭堡としても位置付けられるものである.つまりひかり協会は被害者救済機関であると同時に,守る会と森永乳業双方の攻めぎ合いの場なのである.」(国連大学出版『技術と産業公害』第3章:砒素ミルク中毒事件 東海林 吉郎 、菅井 益郎 著  /宇井純 編) 
 「言いえて妙」とはこのことだ。今では、「守る会」の役員が「橋頭堡」へも股がけし、団子になってせめぎあいも無くなり、「双方」から「森永への感謝」が被害者へ要求される現状だ。(下記)

(※3補足
【 “大体の人が森永に感謝している” “一部の人だけが事件に怒っている” とのトンでも言説は、森永が事件発生時以来、被害者運動の抹殺に使ってきた常套手段】

  1970年、まだ健全だった「森永ミルク中毒のこどもを守る会」機関紙「ひかり」は次のように主張し、森永乳業のプロパガンダ攻勢へ警戒を呼びかけていた。
 現被害者団体幹部は、親にあたる「守る会」創設者及び、機関紙「ひかり」創刊者を、謀略の罠にかけて追放し、森永の求めるプロパガンダを代行している。物言えぬ多くの重症被害者への冷遇策を批判し始めた創設者を排除することは、「国民の福祉」「平和と民主主義」を隠れ蓑に弱者に食いつき「貧困ビジネス」に精を出すマルキストの根城確保には必須のプロセスだったということだろう。
------------中略-----------
 「森永事件以後、同じような事件が次々と起きています。私達が十五年前に、もっと徹底的に森永を糾弾していたならば、カネミ油症事件は起きなかったし、もし起きたとしても、もっと正しく処理されていたはずです。
  こう考えてくると『自分の子供は大して悪くないから』という理由で黙っていることは、結果的には森永に加担したことになります。
  事実、森永は十五年前にも、そのような人を利用して、事件をヤミに葬る手段に使いました。曰く『森永の処置に十分満足している』『森永に感謝している人が沢山いる』『騒いでいるのは一部の人たちだけである』と。
  今、森永はふたたび、この使い古した手を使って、こどもを守る親の悲痛な声をおしつぶし、社会正義のためにたたかう国民の努力を圧し殺そうとしています。
  被害を受けた人たちが、どのようにされても感謝するはずはないし、こどもを元に返して貰ったからと言って、森永の犯した罪が許されてよいはずはありません。」
------------後略-----------
 文中の「15年前」とは1955年、すなわち事件発生時のことである。
 
つまり、この「森永への感謝」という表現は、被害者を分断支配するとき、森永乳業自身が繰り返し巻き返し使ってきた常套手段であるということである。このプロパガンダを1969年、事件が再度、表社会に露見したことにあわせて、森永もまた再度復活させていることに注意喚起をしている。14年間暗黒の時代を闘いぬいた、今はなきものにされている、まともな親たちや市民からの血のにじむような警鐘だ。暗黒の14年の継続性がなければ、「14年目」もなかった。カネが絡めば、プロパガンダにも磨きと拍車がかかる。人間らしい自由な生き方を開拓するための道筋は、目前のカネの力で抹殺された歴史を学ばねば、何も見えないだろう。森永にとって既に許容できる範囲の人物を「救世主」と信仰させ、いろんな理由をつけて、親がどれほど熾烈な戦いを継続し、森永がとんな悪辣かつ巧妙な手口でそれを亡きものにしたか、の歴史は知らせない。歴史的無知で飼いならされた人間は操り人形としてもってこいだ。なにしろ「自覚」なく、恥ずべきことができるのだから。もちろん、企業は大満足だろう。

 幸い、今は事件史の全過程を意識的に、かつ、ニュートラルに学ぶ市民の見識のほうが高い。プロパガンダすれば世間全般はだませる。「恒久救済で合意」などと御立派に表現しても、異論を許さない体制化で大半が骨抜きにされている現状は明白だ。ところが、これさえもメディアをいいように利用すれば隠せる。むしろ、森永と合意させられた被害者の「自己責任」に転嫁することさえ可能だろう。だが、背後にいるのは明らかに加害企業であり、拝金主義になびく歴代の赤い代理人たちである。これが日本政府の政策に忠実に沿った権道の姿だ。国家権力の不正で怠惰な姿勢に追従という汚名を残し、他の公害の理不尽な取り扱いの先例となり、それに免罪符を与えている。
 だが、自覚ある市民をだますことはできない。すでに実態を見抜いた市民が大勢いる。これが日本社会の未来への唯一の希望である。


参照 http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/bengosi-igi.htm
   http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/okazakitetsuoryakureki.htm
   http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-morinagakokuhatsu-no-tatakai.htm
   http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/bookmotomeruyuusi.htm

今年の報道記事
23





























【報道 山陽新聞 1面 「滴一滴」2016年8月27日付】
山陽新聞 滴一滴20160827











昨年の報道記事
【読売新聞 2015年8月25日】
読売新聞記事20150825






















【読売新聞 2015年8月27日】
中国新聞記事20150910




















【山陽新聞 2015年8月23-24日付】
山陽新聞20150824

本年、森永事件60年として一部大手メディアで「不安はあるものの、今では、森永に良くして貰って、わりと幸せそうに前向きにいきている被害者」といったイメージが流布されている。ところが、それとは全く異なる現状が新たに告発されたので、コメント原文のまま紹介する。
■11月8日に第2回目の告発文、■11月13日に第3回の告発文が寄せられた。

【第1報】121. 守らん会会員 2015年11月04日 10:11  
 オレの知ってる「守らん会会員」で肺がんの末期患者がいるが、その人の現状をしらせる。
 彼は月に一回入院して抗がん剤を注射している。その副作用がひどい時には、一ヶ月も退院できないことがある。それで、いままで仕事をしていた会社をクビになり、ひかり協会に救済を求めた。
 ところが協会は冷たいものだった。なにも対策をとらず、「そんなら生活保護をもらったらどうだ」といった。
 それで彼は生活保護の申請をしたら、車など持っていたので、生活保護は貰えなかった。仕方がないので、厚生年金をもらうことにしたが、支給年令前だったので、支給額は減らされた。
 今のひかり協会は「患者を救うためにあるのではなく、職員を救うためにある」のだから、患者への支給額を「ナンジャ、カンジャいって」少しでも減額することに一生懸命のようだ。
  それじゃあ「恒久対策案」はなんのためにあるのか、ひかり協会も守る会も「世界にカンタル恒久対策案」と自慢しているが、これはオカザリにすぎないのだ。
 みなさん考えてもゴロウジロ。正月のオカザリにしても実際的な効果は、ありはせんのだ。あれは手を合わせて拝んでいれば、なんとなく有難味がわくというものだ。早い話が「恒久対策案」は実際的な効果は「ゼロ」になったというこっちゃ。神棚へ上げて、みんなで手を合わせて拝んで「アリガタイ、アリガタイ」というだけの代物になってしまっている。それがマスコミにはわからない、分かろうとしないだけの話だ。
 オカザリになることを心配していたのはオカザキさんだが、天国でこの様子をどうみているか聞きたいものだ。
コメント出典:http://morinaga-hiso.blog.jp/archives/1031481311.html

【第2報】 126. 守らん会会員 2015年11月08日 11:43
 末期ガン患者の会員はその後、脳梗塞を患ったが軽度であったため、生活に支障はなかった。ところが医者から自動車の運転は止められた。…(中略)…彼は今まで病院へ車で通っていたのが、バスかタクシーでなくては通院できなくなった。ところが、田舎から病院まで20キロ以上あるので、通院が困難になった。
 ひかり協会の規定では通院費用は特定の者(ひかり手当1.2級の者、健康管理費特1級の者、その他協会が認めたもの)以外の入退院にかかる交通費は片道運賃だけになっているのだ。(ひかり協会の職員の新幹線出張はグリーン車だそうだ)
 末期ガン患者は重症被害者と変わらないほど不自由な生活を強いられているが、どうして交通費を片道しか払わないのか理解に苦しむ。…(後略)…
コメント出典:http://morinaga-hiso.blog.jp/archives/1031481311.html

【第3報】 128. 守らん会会員  2015年11月13日 09:08
 そうそう、大事なこと忘れとった。121より前のこと書かにゃー。
 末期ガンの彼のこと仮にAさんとしておくわ。ガン治療のため入退院を繰り返し金にこまっとった。Aさんは死亡したら香華料40万円が払われることを知って、ひかり協会に対してこの金を前払いのかたちで、払ってもらえないかともちかけた。ところが、「そんなことできない」と冷たい答えが帰ってきたというわけじゃ。それじゃ「なにか仕事さがしてくれ」というてもそれもしてもらえんかった。挙句の果て、「生活保護でももろうたらどうじゃ」ということになったのが、ことのはじまりじゃ。
 ひかり協会の「相談員制度」ちゅうのは、「みんなで生活保護をもらえば、森永はたすかる」というのがホンネのようじゃ。
コメント出典:
http://morinaga-hiso.blog.jp/archives/1031481311.html

マスコミを直接取り込み始めた森永乳業、2012年より
原子力 ムラ御用記者(毎日新聞)スカウトの露骨

 以下はブログに寄せられた読者からの告発で判明した。
 森永乳業のCSR(企業の社会的責任)報告書に、毎日新聞社 生活報道部 編集委員・小島正美氏が、森永の企業姿勢を褒め称える形で参加している事例である。(2014年報告書本体25P参照 この状態は2012年から昨年2014年まで3年間にわたり続いた。)
https://www.morinagamilk.co.jp/corporate/csr/pdf/2014/morinaga2014.pdf

2012年から森永乳業に対して「メディアを取り込め」とアドバイス
 2012年には、彼は、第三者委員会メンバーに選ばれたことがそんなに嬉しかったのか、文中で「メディアを取り込め」としきりに連呼し、“メディアをステークホルダー(利害関係者)にすべき、メディアをもっと活用すべき”だと強調している。
https://www.morinagamilk.co.jp/corporate/csr/pdf/2012/morinaga2012.pdf (25p)

同年、原子力業界に対しても「消費者運動を制圧せよ」とアドバイス
 通常、記者が企業の販売促進活動に個人的に出演したり、他の媒体に投稿する場合は、社の許可がいるので、これは毎日新聞社中枢の意思表明と受けとられる。
 なお、このブログ記事を立てた直後から、毎日新聞社 生活報道部 編集委員・小島正美氏の言動を暴露するコメントが多数寄せられている。この小島氏は、3.11の原発事故の翌年2012年に発行された原子力学会誌への寄稿文で、同じ新聞記者を「反文明的気質」人種だと誹謗中傷し、「消費者運動をねじ伏せる」コツを「原子力ムラ」へ露骨に教示し、煽りまくっている。

「日本乳業協会」の理事に就任
http://www.aesj.or.jp/atomos/tachiyomi/2012-12mokuji.pdf (4-5p)
 まさに不正な国家権力に阿諛追従する「御用記者」の名にふさわしい。この御用記者が、2012年、時を同じくして森永乳業にスカウトされ、3年にわたって重用され、森永乳業の「太鼓持ち」と化した。
 そして彼は、滑稽なことに非常勤ながら「日本乳業協会」の理事を務めている。(任期:平成26年5月16日~平成28年5月総会日)会長は明治、森永は副会長。(11月11日通報受領、確認)
http://nyukyou.jp/executive/index.html
 一部メディア関係者の余りに愚かしい姿であり、このような人物をスカウトした森永乳業の現体質もまた、より鮮明となった。

まとめると…
 毎日新聞社 生活報道部 編集委員・小島正美氏は、東京電力福島第一原子力発電所事故の世界的衝撃も覚めやらぬ2012年に、いち早く原子力ムラに対して「マスコミを取り込むテクニック」と「消費者の動きを果敢なアクションで制圧する思想」を進言し、同じ年から、森永乳業にも「マスコミを取り込め」と進言を始めた。その挙句、「乳業協会」理事におさまった。
 実にわかり易い構図を示してくれた人間だ。
 他のマスコミの方は、このような原子力ムラや森永に飼われた人間の動きに、くれぐれもご注意を。

あるクリスチャンからの言葉。
出典:http://unidosconelpapa.blogspot.jp/2013/09/blog-post_5247.html
「教皇フランシスコいろいろ」9月3日(火)聖グレゴリオ一世教皇教会博士(記)

…(前略)…イエスの光は「イベントのものすごいアトラクションのようなものではありません。それは心にやってくる光なのです」。けれど、「しばしば悪魔は光の天使を装ってやってくることも確かです。悪魔はイエスのまねをし、よいふりをし、穏やかにわたしたちに語りかけます。ちょうどイエスに断食の後、砂漠で語りかけたようにやるのです」。ここに、主に「いつイエスがわたしたちに光を与え、またいつまさに光の天使を装って悪魔が働いているのかを知るために、識別の知恵」を求めなければならない所以があるのである。
…(中略)…
 「光の中で生活していると信じながら闇の中にいて、しかもそのことに気づかないでいることが、わりとあります。イエスがわたしたちにもたらす光はどういうものでしょうか?イエスの光を知ることはできます。なぜなら、それはへりくだったつつましやかな光だからです。強引に押し付けてくる光ではありません。へりくだっているのです。それはおとなしさの力で穏やかにしてくれる光です。心に語る光であると同時に、あなたに十字架を差し出す光でもあります。もしわたしたちが心の中の光において素直な人間であるならば、心の中でイエスの声を感じ、恐れることなく十字架を見ることになります。それが、イエスの光です」。

 けれど一方で、もし「鼻高になる」ようにする光、「他の人を上から目線で見、他者を見下し、傲慢にするようにと導く」光が来たならば、それはイエスの光ではありません。それは悪魔の光、イエスや
光の天使を装った悪魔の光です」。

<了>

【参考資料】--------------------------------------------------------------
森永事件解説ポスター
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-poster-00.pdf
能瀬英太郎氏のルポルタージュ
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/nose-report.pdf
 出典:http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/bookmotomeruyuusi.htm
森永告発刊 『砒素ミルク』シリーズ
第1巻 http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-book-hisomilk1-1pdf.PDF
     http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-book-hisomilk1-2pdf.PDF
第2巻 http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-book-hisomilk2-1pdf.PDF
     http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-book-hisomilk2-2pdf.PDF
 書庫:http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-jiken-no-jissou-syousai-hm1.htm
未だ横行する森永乳業によるウソとプロパガンダ
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-propaganda02.htm
被害者が基金告発
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/jinnkennkyuusai.htm
民主集中制という麻薬的党派性向
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-minsyusyuucyuusei-no-uso.htm
中坊公平氏とそれに続く言説
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/bengosi-igi.htm
市民の批判をヒボウ中傷で攻撃する被害者団体を告訴し、勝訴
第三回準備書面で言論弾圧体質の一端を公表
http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/nose-sosyou-genkokugawa-jyunbisyomen3-pdf.pdf
書庫 http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/nose-sosyou-stage2-kousosin.htm

森永ヒ素ミルク中毒・被害者への支配構図、米国でコピー登場 -投稿-
【参考】NHK BSドキュメンタリー「シリーズ真実を求めて シェールガス開発がもたらすもの」2015.3.10放映

オバマ大統領が「米国の今後百年間のエネルギー消費をまかなう(実際は根拠薄弱)」と、はしゃいで見せたシェールガス。 「地下に埋蔵されたガス田から、60年間のノウハウが蓄積された…」と科学者が口をそろえて「安全宣言」を出す工法で採掘されているらしい。
だが、実際は「蓄積」どころか、ころころと変わり、安全性が不明な「新工法=水圧破砕」が実施されている。
今では、有毒な化学物質を莫大な規模で地中に注入する極めて危険な技術を実行。その際、化学物質が地下水を汚染したり、気化した有毒ガスが地上に噴出したりして、周辺住民の飲料水や、空気を汚染する。住民の水道の蛇口からは「真っ黒な水」が出る。コップに貯めると土色ではない「ブラック」の泥濘状のものがたっぷり混ざっている。汚染物質の中には、有史以来もっとも発ガン性の高い化学物質も含まれ、産業廃棄物は化学式が不明なほど異様なものだ。

「真っ黒な水」に「安全宣言」が出されるワケ

で、ここからが、問題だ。
汚染され健康被害を受けた住民が最初に訴える先は、だいたい原因企業。すると、まず汚染元の原因企業がやってきて、生活環境改善のためのきれいな水を貯めるタンクなどの設備を与える。つまり原因企業が、“それは大変だね私たちが対策をしてあげよう” と 「被害救済の措置を講ずる」のだ。
その際、住民は「相互秘密保持契約」という書面にサインを求められる。目先の「救済策」に安堵した多くの住民が契約書にサインしてしまう。
ところが、この契約には、「あなたは救済を受けるのだから今後一切、外部には被害の実態を話したり企業の告発をしたりしません」という「双務的義務」を被害住民の側に背負わせる内容が盛り込まれている。
南ア在住の女性ディレクターは、告発をした被害者を訪ねて、はるばる米国へと飛ぶ。だが告発者は現地から行方不明。電話をすると「その件には一切答えられない」「少なくともいえることはわたしの人生が変わってしまった、ということ」…それっきりだ。
黙らない被害者へ原因企業から支給される「補償金」が「口封じ」の機能を発揮していることがわかる。「救済資金」は加害・被害の両者の関係性が変質すると「被害者への買収機能」を発揮するというわかりやすい事例だ。

こうなると、メディアの報道も激減し、自治体も、形式ばかりだった中立性を失い企業側へシフトし、国立の環境保護局などは、「水道の蛇口から出る真っ黒の水」を飲んでも大丈夫だ、と意味不明のお墨付きを与える。住民は仕方なく飲むと、髪が抜けるなどの健康被害が出る。小さな少女は「黒いお水のお風呂に入って…」とボソボソと歌っている。

こうやって外堀を埋めることに成功した原因企業は、一転、「飲料水に安全宣言が出た」などと言って、タンクなどの設備を強引に持ち帰り、当初の救済策を絞り始める。

「救済策」で被害者を囲い込み、言論統制で支配
つまり「救済」を実際にやってみせて、その代わりに、原因企業へ「感謝」をもとめ、それを態度で示せといわんばかりに「会社への憤りや告発を封殺させる」。被害者を黙らせることで、その後に世論を抑え、抑えられた世論状況を背景に、あらゆるセクターを企業側に取り込んで、被害者救済策をじわじわと絞っていく。これを契約で縛りながら延々と「モグラ叩き」よろしく続けていくわけだ。実によく出来た一見合法的なシステムだが、憲法裁判所で徹底的に争われれば、たぶん原因企業は罰を受ける。だが、そのような骨のある住民を生み出さず、「何らかの補償をしてくれる原因企業には感謝しろ」という奴隷精神で管理することが、このシステムの第一目的であり、それは当分の間効果を発揮する。その間に、「時効」を稼ぐという戦術だろう。

どの国でも、被害者への各個撃破対策はあるし、保険数理に基づいた確信犯的なリコール隠しなどは米国のお家芸で、時々懲罰的損害賠償の対象になってきた。だが、このような手の込んだ形、被害者への「救済」のスローガンによる「囲い込み」方式は新しい。米国企業が、まさか、森永ヒ素ミルク中毒事件の支配方式を輸入した、とは思いたくないが、「“救済事業” を披瀝しつつ原因企業へ感謝を要求し、 “双務的協力関係”の“ワナ”に被害者を誘い込み、被害者の言論を封殺して原因企業の免罪を図る」という手法は全く同じだ。

これを党派的手法で実行しているのが現在の森永ヒ素ミルク中毒事件の「被害救済」の構図であり、契約で縛りながら実行しているのがアメリカだろう。どちらにしても、わずかな金や施策で被害者の頬をはたいて、「この金がほしいだろう、それなら俺たちの言う事を聞け」と、説教と刷り込みを続けた結果、その通りに被害者がコントロールされている姿だ。

「救済対策」の中身や体質を吟味せず「 “救済” してやっているんだから被害者は感謝しろ、そして周りは黙っていろ」というプロパガンダで、翼賛メディアや自治体を生み出し続ける。最後は被害の実相を世論の前から消し去り、抹殺できる仕掛けだ。「恒久的な救済」ではなく「恒久的な拘束・管理」だ。

番組ディレクターは、この構図についてコメントを試みようとして、言葉を失う。
「この代償は私たちみんなに降りかかってくる」…こう締めくくる姿をみて、
彼女のいいようの無い深い憤りと哀しみを感じた。


⇒関連記事 
⇒関連記事 
⇒関連記事  (ウィキペディア改ざんの現状)

「869人なお症状」… んなわけない。
すでに1170人以上が死亡している。
 本日、朝日新聞/朝刊/社会面トップに「森永ヒ素ミルク事件から60年」との記事が掲載された。 http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150621002069.html
 「60年 896人なお症状」 これが事実上のメインタイトルだ。事件の実相を知らされなければ、なにも問題を感じないタイトルだろう。事件をよく知る各方面から疑問が呈されているので、この場で、以下10点についてこの記事への疑問を指摘しておきたい。
             ※厚労省、2013年まで隠蔽   
                  厚労省、被害者名簿紛失事件【資料館声明

------------------------------------------------------------
 「管理代行」という狡猾な貧困ビジネス/被害者支配の手法…
被害者・犠牲者の尊厳を毀損する行為…に無頓着の愚

はじめに 
 この記事は「窓口取材」だけで構成された極めて低質なものだ。その取材先が、人権侵害が指摘されている「現・被害者団体」「基金」だけ。それは、わかる人間にはわかる。まるでウィキの引き写しのレベル。イマドキ高校生のレポートでもためらわれるような人権意識の欠落した側からの情報提供に基づく記事だ。むしろ「鵜呑み」したのだと思わせ、実はかなり事前に計画した感がアリアリの企画でもある。
 かつて現・被害者団体が、団体の見解に批判者の意見を同時掲載したことをもって地方紙記者を大阪事務所に呼びつけて室内で恫喝し、ちょうど1ヵ月後に同団体のちょうちん記事を書かせた事件があった。(この団体に有罪判決が下った名誉毀損裁判で証拠提出済み 学者への恫喝、記者への恫喝、親への監視、 P3-P4- まるで秘密警察だ)
 今やほとんどのマスコミが真似さえしたがらないその団体が鼓吹する言説の二番煎じを、今回、朝日新聞が堂々とやったわけである。もちろん精緻な裏づけや傍証への検証、異論の精査をした形跡はみられない。明白な嘘だと指摘されないように細かく工夫されているが、肝心なことを書かずに事件の本質をあいまい化するあざとい手法である。背景に企業の長年の画策があることも押して知るべしだ。ようは人間としての良心の問題だ。




  1. 見出しで896人にしか症状がないかのような誤った印象を世間に流している
    本文にはこの896人は肢体障害と知的障害とちゃっかり限定されているが、
    それ以外は症状とは言わないのか?それ以外の症状は症状といわないつもりか?
    1500人が様々な症状で苦しんでいるかもしれない、3000人に何らかの症状があるかもしれない、いや5000人が自らの何らかの症状に怯えているかもしれないが、我慢しているだけかもしれない…
    …そういう想像力がわかないのだろうか?「869人」で読者にちょっとばかり涙させればそれで良いのか?
    それとも13440人の認定被害者と書き、割り算をさせ、症状をもつ者が6%以下だと国民に印象付けたい者の代行をしたいのか?そういう者たちは、無内容な「調査」結果を事件の本質に疎いメディアに流し、「状況の安定化」をしきりにアピールしてきた。

    公害被害者の痛み、深刻な被差別状況への基本認識があるのか?

    ・そもそも世間からのあらゆる種類の差別を恐れ、自身の症状を会社にも同団体にも知らせない被害者が多数いることぐらいわからないのか?。
    ・そもそも被害者団体の差別的対応を嫌悪して被害者が近寄らないという現実がわからないか?
    ・そもそも一定年齢以降の被害者に露出した症状は後遺症と認めないという方針で後遺症認定がなされていない、という外部からの指摘を精査したか?
    ・「症状有り896人」は死亡に伴って減少の一途を辿るだけの固定的な数字として扱われている点に何の疑問も、持たないのか?
  2. 事件の発生要因に関して「製造工程であやまってヒ素が入った」とゴマカシている
    事件要因が意図的にあいまい化されている。事件を再考する記事なら、同事件の要因くらい詳細に知らせるべきだろう。国民に何の教訓を伝えたいのか? 「被害者に対して、加害企業森永に感謝を要求し」言論弾圧さえ続けてきた、この現・被害者団体の事業広報を代行したいだけなのか?
    それが犠牲者への弔いと、企業犯罪再発防止への教訓になると思うのか?
  3. 「増える単身者への支援」を同団体が真剣に取り組んでいると書く、が
    形式的な相談員さえ撤退させ、被害者を孤立させ、施設入所を家族に仕方なく決断させる仕掛けを陰につくっているとする指摘がある。ジャーナリストならそういう深層をこそ調査取材すべきではないか?
  4. 森永から近年17億支出と書くが、減額され6割程度しか被害者に届いていない
    という指摘をどう認識しているのか?森永が20年間に亘り行った非人道の行い、そして未だに事件の真相を隠そうとメディアを通じて画策している事実をそっくり歴史認識から抹消することで実質森永の悪質な政治的意図にそった展開になっているとは思わないのか?
  5. 「補償に上限があり、今後は行政からの支援が中心となる」という、事実と異なる言説
    を同団体が「関西テレビ」などと一緒にたれ流し、救済が当初の恒久救済対策案とは別物となり、専従者の地位保全と引き換えに犠牲にされる貧困救済だと批判されている現実を問題視しないのか?http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-poster-00.pdf
  6. より重症化した被害者への給付を逆に減額するという同団体の差別的取り扱い
    には疑問を持たないのか?
    国の障害者年金が重症者では増額されることを利用しつつ下駄履きさせ、重症化すると「同基金からの支給額を減額し」国年金との「 “合計” 手取り額を10万」程度で我慢させる仕掛け。「それを働かない被害者に多額を支給すると他から文句がでるから」などと公言しつつ合理化する同団体のやり方に疑問も持たないのか?
  7. 6. の横行、1級と2級の頭切りの背景に「障害者は生かさず殺さず管理する」という思想
    根深く確信犯的な差別意識と差別行為があると思わないか?【参考資料 過去の被害者家族の訴訟】http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/morinaga-hiso-enokibara-sosyou.htm
  8. 批判する被害者やその家族をヒボウ中傷し組織から追放していく(既にしきった)
    といったスターリン主義的運営手法が裁判等でも問題にされ、市民への誹謗中傷行為で有罪判決も受けている現・被害者団体への窓口取材で公序良俗を満たしているといえるか?
  9. 「事件史の捏造・歪曲を続け、被害者への陰湿な管理支配を続けている」ところの取材対象団体の差別体質は、問題視しないということか?記事化にあたり最低限の調査でもわかるし、すでに記者は十分に知っているはずである。   
  10. 記者の資質・姿勢の問題
    被害と加害の実相に迫り、後世に戒めとして伝えたいのか、それとも情緒的記事で安直に紙面を飾りたいだけなのか?

ひとことでまとめると、
「美辞麗句の裏で行われる差別を許していいのか?!」
ということだ。

以上

http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/bengosi-igi.htm

毒をもられて殺され、或いは、一生を台無しにされた被害者が、
      金と引き換えに、加害企業に感謝することがあり得るか?

故・中坊公平氏は、かつて2000年頃から数年間にわたって
自身のおびただしい量の著作物のなかで、以下の言説を展開した。
その言説が社会に残した「印象」の最たるものは…、

“森永ヒ素ミルク中毒事件の被害者は、加害企業である森永乳業に大変よくしてもらって、今では「加害企業に感謝している」”

というものだ。

だが、少なくとも、森永ヒ素ミルク中毒事件の被害者運動においては、中坊公平氏は、「指揮官」ではない。そして、彼の流布した主張とは大きく異なり、

“被害者は加害企業にそれなりに感謝” などしていない。

赤ん坊に砒素を飲ませたうえに、全く反省もなく、国家権力を総動員して、凶暴極まりない姿勢で、20年間にわたり被害者家族を弾圧し続けた森永乳業に対し、現在も重篤な障害に苦しむ被害者がいまさら、いったい、何を感謝しなければいけないのだろうか?

現在支給されている金銭を、被害者が「ありがたがっている」という印象を社会に強烈に焼き付けたいのだろうか。或いは「金銭支給をありがたく思え」という強要にも似た障害者差別だろうか? 或いは「“世間はありがたく思え”と考えているから、不満があっても表に出すな」というもっと巧妙な心理作戦だろうか?
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因みに、加害企業・森永に心から感謝している被害者がいるなら、その理由を添えて、このブログに自由にコメント書き込みをして欲しいものである。

「森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会」と「公益財団法人ひかり協会」の「救済」事業は、
「運営が閉鎖的で、言論の自由を認めない強圧的なやり方。重症被害者は症状が重くなると支給額が減らされ、森永の支出が軽減される異常なカラクリが政府公認のもと30年以上続けられている」
と抗議する遺族や重症者の親御さん。

この親御さん達の批判の一端を掲載しているホームページ「監視塔」の掲示板に、 昨年(2013)、こんな書き逃げをした人物がいます。

「俺たち病院にかかれるだけで幸せ、それを批判する親は要らない」 

 この状況、みなさん、どう見られますか?

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